良太さん登場!(広島東洋カープ中日ドラゴンズ

カープ 53勝63敗5分

前日は終盤の追い上げも実らず1点差で試合を落としてしまったカープ…、この日負けるとドラゴンズとの対戦成績が再び5割に戻ってしまう…。
この日は朝から強い雨が降り続く最悪なコンディション、球場に着いてもなかなか雨が上がる気配がなく、知り合いの間では試合開始を危ぶむ声も聞かれた。
結局雨は開門後には上がり、スタンドへと進む。
いつもの外野指定席との境目付近を確保する。関東から遠征されておられ前夜お会いしたガルフストリームさん、おなじみのレッドサンダーさん、karzさん、かぐかぐぅさんとの観戦になった。
試合前には雨がすっかり上がり、雲の合間から太陽が顔をのぞかせ雨模様が嘘のように暑くなってきた。
また試合前には高校の先輩でもある新井良太さんが一軍登録されベンチ入りしているそうなので試合よりもそちらが気になりそうである。

先発はドラゴンズが佐藤充。カープがプロ初先発の田中!!田中は4月29日に遠征した横浜スタジアムで先発予定だったが雨で流したので4ヶ月越しの願いがかなったことになる。
その田中は先頭荒木をサードゴロに打ち取るも井端に先制のソロホームラン…、更に福留に四球を出すと2アウト後には森野にも四球、更にこの間に暴投で福留の進塁を許してしまう。
ここでアレックスには追加点のタイムリーを打たれ、井上には3ランホームランを打たれて1回表だけで5点を追いかける展開になってしまう…。
だが1回裏、ドラゴンズの先発佐藤充も調子が悪く、3連打で早速1点を返すと1アウトから前田のピッチャーゴロをセカンドへ悪送球して満塁!!
更に森笠のファーストゴロをウッズがエラーして2点目が入ると吉田の犠牲フライも出て3−5となり試合の行方が分からなくなってきた。

立ち直るかと思っていた田中は2回表に荒木にソロ、福留の2ランを打たれてこの回限りで降板…、2回の最後のほうはよくなってきた気がしたのだが…
2回裏、先頭はピッチャー田中だったが代打岡上。岡上は倒れるも東出がセカンド内野安打、そして2アウトから新井貴浩のタイムリーで4−8となおも追い上げの姿勢を見せる。
その後佐藤充も降板し、6回途中まで久本、長谷川が要所を抑える粘り強いピッチングで両軍とも動きはなかった。
こうして迎えた6回表、長谷川は荒木に二塁打を許し、井端のバントで一三塁となったところで3番福留を敬遠…。
ウッズは空振り三振で2アウト一三塁となるが森野のショートゴロを梵が悪送球してしまい9点目が入る、更にアレックスにも四球を出したところでマルテが登板。
そのマルテも井上に押し出し四球で4−10となるが谷繁をサードゴロに抑える。

7回表の攻撃前、先頭打者がピッチャーの久本なので新井良太さんが出ると6番ゲート前に移動してカメラを構えて期待しているとまずはカープの選手交代のアナウンスが…。

「代打いたしました井生がそのまま入ってキャッチャー」

このアナウンスに球場中からものすごいどよめきが沸き起こった。更に…

「久本に代わりまして9番新井。背番号25!」

生憎見逃したがビジョンに何かメッセージが出ていたらしい。その新井良太さんは見事ライト前へ抜けるプロ初ヒット!!ちなみにこのときはライトからも歓声が上がった。
内野安打で二塁へ進むがここで代走奈良原が送られ、三塁を守る兄新井貴浩との絡みは実現しなかった…。
次打者福留はまたもや敬遠するがウッズに2点タイムリーを打たれついに4−12と8点差…。
当然ながらこの体たらくぶりに風船を上げ始める人も出た。
そして7回裏が終了すると一気にライトスタンドでは帰る客が続出した…。
8回、9回は林、横山がきっちり抑えたが打線も小林、吉見を全く打てずに試合終了…。マジック減らし阻止のつもりがとんでもない大敗となってしまった。

田中はこのように2回8失点になってしまったが1試合だけで結果を論じるのは個人的にどうかと思うのであと何試合かはチャンスを与えて欲しい。
しかしキャッチャー井生はまだまだ本職に及ばないので出来れば一軍の試合ではあまり起用はして欲しくなかったりする…。

チーム名
ドラゴンズ 12
カープ

投手 D:佐藤充−○久本(1勝1敗1S)−デニー友利−岡本−小林−吉見
投手 C:●田中(0勝1敗)−長谷川−マルテ−林−横山
HR D:井端5号@、井上8号B、荒木2号@、福留26号A

試合後は球場に来ていた様々な方々に挨拶回り。
この2連戦は関東から遠征されていた方々も多くいらっしゃったので金曜日から神宮3連戦に行く旨を伝えて帰途についた。
次の市民球場は18日でしばらくお別れだが週末には神宮遠征が待っている!!

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