球児たちの熱い夏(広島市立工業高校対広陵高校)


8月6日から甲子園球場で行われる第88回全国高校野球選手権に向けての広島大会は7月15日から広島市民球場などを会場にしてスタート。
雨の為日程がかなりずれ込んだが広陵高校は無事に勝ち抜き、今日8時から広島市民球場で広島市立工業高校と対戦。
7時20分過ぎに球場に入るが両校の応援団や関係者以外の観客はバックネット裏に固まってまばらな状態。
広陵高校は三塁側で応援団から少しバックネットに寄ったところで観戦。

8時開始予定だったが7時45分前にはスタメンが発表され定刻より11分も早く試合開始。
1回表に広陵は先頭松永は三振に倒れるも2番檪浦がセンター前ヒットで出塁!!3番土生はライトフライも檪浦は4番津川の1ストライクから二塁へ盗塁!
そして津川のセンター前ヒットで送球がもたつく間に生還し、津川も三塁まで進んで1点を広陵が先制!!
なおも2アウト三塁とチャンスは続いたが百田がピッチャーゴロに倒れて1回表終了。
1回裏、広陵の先発野村はいきなり不安定な投球で久保にライト前ヒット、長谷川グスタボにショートへの内野安打を許してノーアウト一二塁…
3番篠原のカウント1−1からキャッチャー小林が久保の三塁への盗塁を刺して1アウトとすると篠原、末岡富秋を連続三振にとってピンチを脱出
2回表、1アウトから浦部が三塁前へ見事なバントヒットを決めるとピッチャー佐々木のボークで二塁へ進塁し、小林のピッチャーゴロで2アウト三塁
ここでキャッチャー末岡悌諮のパスボールで浦部が生還し2点目、野村は結局四球で出塁も松永がライトフライでここも1点どまり。

2回裏には長谷川ジオゴがライト前ヒット、八谷をショートゴロエラーで出塁させるが長谷川ジオゴの三盗を阻止して乗り切った。
3回表には土生が二塁打で出塁も無得点に終わるがその裏を三者凡退にとって全く危なげない投球内容になってきた。
この頃からAliceさんが球場に来られたので一緒に観戦することに。
4回は両校共に三者凡退に終わってむかえた5回表野村がライト前ヒット、松永も死球で出塁するが檪浦が試みたバントはピッチャー真正面に転がり野村が三塁封殺。
続く土生のセカンドゴロは八谷がこぼし、それを見た松永が一気にホームを突こうとするが三本間に挟まれてしまいタッチアウト…
結局津川が三振で無得点と言うなんともわけの分からない攻撃になってしまった…。
塁に出た挙句、味方の無得点に終わったので野村の投球に響かないかどうか心配だったが5回裏は何とか三者凡退。

6回裏は先頭菊田にライト前ヒットを許し、犠打などで三塁へ進まれるが篠原をサードゴロにとって0行進が続く。
7回表、先頭小林の打球はレフトへぐんぐん伸びる!伸びがいいのでホームランになるかと思ったら惜しくもポールの左へと消えるファールになる…。
打ち直しを期待していたが三振に倒れた。
2アウトから松永がヒットで出塁し、檪浦、土生のショートゴロが共に相手のエラーを誘って2アウト満塁の大チャンスを得るがまたもや津川がショートゴロ
今日は4番津川の当たりがよくないだけに序盤に2点がなかったらどうなっていたかと思うと非常に不安な試合内容だ。
7回裏と8回表は両軍ともランナーを1人出すも後続が倒れて無得点と言う全く同じような展開…。
8回裏が三者凡退に終わったので9回表にダメ押しの追加点を期待したかったが松永がショートゴロ併殺打に倒れ広陵の攻撃は終了。
9回裏は代打廣瀬、篠原と抑え、最後は代打福田をセカンドゴロで試合終了。
これで広陵高校は準決勝進出!!
今日第3試合で対戦する崇徳高校と呉宮原高校の勝者と25日に対戦することになる!!

チーム名
広陵
広島市工


その後Aliceさんと共に第2試合の城北高校対如水館高校の試合を観戦する。
城北は1回表にホームランで1点を先制するも如水館が1回裏に3点を取ってすかさず逆転するとその後は着実に得点を重ねて10−1で如水館が7回コールド勝ち。
第3試合も崇徳が1回裏に5点を奪うとあとは一方的な攻撃で11−1で5回コールドゲームに。
今日の広陵は貧打だったので正直明後日が不安…。
第3試合の終盤から降り始めた雨により第4試合の広島商業高校対尾道高校はノーゲームとなった。

このため再試合は明日行われ、準決勝は26日に順延されることになった。

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