Tomix115系の前灯/尾灯のLED 化
(このページは大学の授業の参考用にMozilla Composerで作ってます)

Tomixの115系のヘッドライト/テールライトをLED化しました。
消費電力が60mA(公証値)→15mA程度に減って長大編成でパワーパックの負担が減るほか、
電球でよく起こる、「長時間点灯してると電球からの熱で車両が溶ける」不安がなくなります。
使用した部品は以下のとおりです。
LEDへの電流制限のために定電流ダイオード(CRD)を使用しています。
CRDの値段が高いので抵抗で電流制限されることを考えられる方もいらっしゃるでしょうが、
私の場合、270Ωの抵抗を使い、電球並みの膨大な熱を発するこ とがわかって、諦めました。
 
左の写真が元々の電球が取り付けてある基板、右が電球色LEDに乗せ換えた基板です。
ちなみに基板のメーカ品番は[0778]になります。
右の写真ではCRDとLEDとがつながってる部分が基板にくっついてるように見えますが、
実際は空中配線になってます。
LED、CRDとも極性があるので取り付ける向き注意。特にCRDは逆につなぐとLEDを破壊し ます。
LEDは2本ある足のう ち、長いほうをCRDとつないでください(こちらが+です)。
LEDの足 回路図

基板面積が少々苦しいですが、なんとか上の回路図のように各部品を配線します(写真を見ると苦心の跡がわかるかも)。
LEDの位置は元あった電球とほぼ同じ位置になるようにするとトラブルが少ないでしょう。
(もっとも,115系含め[0778]装着車輌は基板搭載スペースが比較的広いですが)


回路図

テール側です。チップLEDを使いますのでハンダ付けは手早く行なわないとLEDを破損します。
チップLEDの+-はメーカ,型によって判別法が異なるのでお手元で確認をお願いします。
(一般にカソード(-)側に何らかのマーキングがあります)
なお,KATOのKU-1やDCC運転を行う場合は同時にコンデンサを撤去しますが,
(電球/LED両脇の[E225]と書かれた部品)
私は常点灯運転を行うのでそのままにしてます。
施行例:ヘッド側
元の電球とは殆ど変わりません
施行例:テール側
行き先が真っ赤に光ってますが...


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