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続いて制御機などを1枚にまとめて添付します。
この「三軒茶屋」交差点(添付ファイルの(1)の交差点)には色々と謎があるので書きます。
以前訪れた時(5〜6年ほど前)は黄色のスピーカーが歩行者灯器のアームの上側に付いていて、押ボタン箱は三工社製の白い「盲人用」と書かれた押ボタン。そして小糸217号の通りゃんせが流れていました。
今回訪れた時にまずこの交差点の押ボタンとスピーカーの色および位置が更新されていて、制御機も新しく見えたので間違いなくピヨかカッコーになってしまったんだな、と思いました。 しかし、流れてきたのは通りゃんせ。しかも以前とは種類の違うタイプでした。
―で、この付近も歩いてみたところ添付ファイルの(2)の交差点が「三軒茶屋」交差点と非常によく似た感じになっています。押ボタン(ごめんなさい、(1)の押ボタンは写真を撮り忘れましたが、確かに同じタイプでした)をはじめ、スピーカーの色及び位置、そして制御機の見た目と接続パイプまで同じものとなっています。
しかし、(2)の交差点では小糸や京三の217-3以降の異種鳴き交わしのカッコーが鳴りました。
話をまとめるとこんな予想が立てられます。 謎のメーカーを陸運電機(交通システム電機)だと仮定すると、 ・陸運電機製の通りゃんせの音は21号でも217号も同じ音質である。(但し、長い年月などによる劣化を除く) ・陸運電機製の異種鳴き交わしは小糸のOEMである。
今まで、謎のメーカーの制御機は他社の21号と同じ大きなタイプ、他社の217号初期と同じ小さく凹凸の無いタイプ、そして今回のような217号で小さく凹凸のあるタイプの3種類を見ることが出来ましたが、どれも同じ1つのメーカー(=陸運電機)と見なすと上のようにきれいに話がまとまります。
なぜ、「三軒茶屋」交差点に新たに通りゃんせが流れる音響装置を設置したかということについては、以前小糸217-3と思われるメロディが流れる交差点を東京都内で見つけているので、設定ミスであろうが意図的であろうが以前にも似た例があった事となります。
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