記念すべき、私の初めてのオフ会は、「とちぎ発の交通信号機ページ Sig-nal-Z」の主宰者、梶さんと行いました。梶さんはかつて郡山に在住していたこともあり、市内の信号機に関する情報は思った以上に私よりも詳しかったです。天気は生憎の曇り空でしたが、雨が本降りにならなくて良かったです。
今回は電材もどきと角型がメインとなっております。ではどうぞご覧ください。
2011年8月24日 最終更新
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今回の探索ルート

郡山市田村町金屋付近に集合→須賀川市内須賀川環状線→(再び郡山市)安積町喜久田町郡山市役所前→(小野町経由で)→いわき市平小名浜港→再びいわき市平→(R49経由で)→郡山市田村町金屋付近で解散

(撮らなかった須賀川市は省きます。再び郡山市内に入ったところからどうぞ。)

京三02年モデルLED

まずは郡山市内のこれから。
最近のLED設置は小糸が殆どで京三は市内で3箇所しか確認していません。
珍しくもなんともないですが、撮影しました・・・。

京三角型二位交互信号

続いて喜久田町の相互信号を紹介してもらいました。
京三の角型ですが、錆が殆どなく状態も良いです。
何故かというと・・・銘板をご覧いただくと分かると思いますが、昭和51年と角型にしては新しいものでした。
なお、この時期には既に丸型が全国の大半に出回っている時期でした。
制御機は通常の交差点で使っているものと同じようです。
高架橋の下をくぐるトンネルなので高さ制限がついています。
また注意を促すためか、標識が3つも並んで設置されてました。

京三LED車両灯器+同社歩灯

そしてこちらが市内2箇所目のLEDです。
一部の掲示板で話題になりました京三製の日本信号筐体LED歩灯です。
今現在は全国各地に散らばっているようです。
ここは押しボタン式でしたが、ボタンを押しても暫く変わらないのでどうやら付近の交差点の信号と連動しているようです。
普通の黄色い押しボタンなのに何故かスピーカーが付いていました。

続いて車はいわき市に向かいました。途中小野町には小糸のLEDがありました。福島県は市街地だけでなく農村地にもLEDが結構あって正直驚きました。

京三分離デザイン

いわき市内に入って最初に撮影したのがこちら。
県内では須賀川市でよく見かける京三分割型のレモンレンズですが、なんとこちらにもありました。
車両灯器のアーム部分が特に凝っているような気がします。
また、画像では見えにくいですが歩行者灯器の看板に標識のマークがありました。これは珍しいです。

京三横三位角型

そして途中でこんなものを見つけました!
なんと・・・横の角型が県内にも残ってました!!
しかも背面板つきで「時差式信号機」の看板の文字も古いです。
信号柱ではなく歩道橋に付いていたのが少し残念でしたが、これが県内に残っていること自体が奇跡で角型をあまり見てない私にとってはかなりの涙ものでした(T_T)

日信電材もどき250mmφ

私の目的物第1弾。
まずは日本信号の電材もどきです。
純粋な信号電材の分割灯器はレンズ周りが出っ張っています(ファンの間では「出目」といわれています)が、この灯器はレンズ周りが出っ張っていませんでした(「薄目」)。
道路幅の狭い交差点だったのでレンズ径が250mmになっています。
全国的にも珍しい同型の矢印もありましたが、残念ながら撮影時は点灯しませんでした。
電材もどきがあるということは海岸が近い証拠ですね。

京三分離のずらし設置

特集を見ての通り、福島県はずらし設置をよく見かけます。
車の中で「ずらし設置の特集をつくろうかなと思っています」といっていたときに丁度出てきてしまったのでちょっと強引に止めてもらいました(^^;;
それにしてもはじめて見ました・・・京三分離のずらし。
そのせいか少し新鮮に見えました。

京三電材もどき300mmφ

そして目的物第二弾。
レンズの種類が日本信号と全く同一なのでプレートでしか見分けがつかないのですが・・・。
銘板に記されている形式は通常の丸型と全く同じようです。
まずは北東側から小名浜を攻めて行きます(^^;;

小糸電材もどき300mmφ

続いて目的物第三弾。
なんと小糸の電材もどきもありました。
通常の丸型筐体と同様に網目レンズが使われています。
それにしても電材もどきの30センチレンズはかなりインパクトがあります。
撮影当時雲に覆われていたので特に正面画像にノイズがかかってしまいましたm(_ _)m

日信電材もどき300mmφ

目的物第4弾。
銘板は日本信号となっていますが、京三のものとそっくりです。
それと実は上2つの小糸と京三と比べるとこれは違う部分があります(レンズ、銘板以外で)。
細かい観察をしている方は恐らくお分かりでしょう。
あまりマニアックでない方は気にしないで下さいね(^^;;

小糸電材もどき250mmφ

目的物第5弾。もうそろそろ飽きてきたでしょうか?
それほど電材もどきの種類が豊富なんです。
今度は小糸の25センチレンズです。
レンズ径が小さいと筐体まで小さく見える気がします。
平成5年なので網目レンズになっています。

日信電材もどき250mmφ

そしてこれが最後の目的物。
日没が近かったので側面・裏面はNG、更にレンズ拡大画像を忘れてくるというなんとも悲惨な結果に・・・。
今度機会があればまた出向いて見たいと思います。
これまた銘板も撮りにくい位置にありました。

日信新型一体型LED

ついでに・・・ではありませんが、福島県内では初めて日信の一体型LEDを発見したので載せます。
これも日没後+曇りで見苦しい画像になってしまいました。

京三98型の・・・

これ見たとたん、思わずびっくりしてしまいました。
なんと!福島にも京三一体型98年型のレモンレンズが設置されて・・・更に裏面にもブツブツレンズが!!!
ほんと凄いです。まず福島はこの筐体ではスフェリカルレンズでしか見かけません(レンズ径25センチ筐体は除く)。
もしかするとこれは西日に対してか何かの試験設置かもしれません。
ここで空が暗くなってきたので撮影は終了しました。その後いわき市内の平地区に行ってちょっとした信号機を見てから郡山に戻りました。
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終わりに・・・

これまでオフというものを1度も行ったことが無かったので当初は不安と緊張があったのですが、色々話をしていくうちにそれらも無くなり最後には「もう終わり?」というような楽しく充実した気分で1日の探索を終えました。
信号ネタでは当初電材もどきがメインになると思っていましたが、横三位の角型やカマボコレモンとブツブツのコラボという意外なものが見つけることができ腹いっぱいの収穫が出来ました。貴重な休日にも関わらず車に乗せてもらい、更には案内までさせて頂いた梶さん、本当に有難うございました+色々と迷惑をかけてしまって申し訳ありませんm(_ _)mこのオフ会を通して更に福島の信号機に興味がわいてきたので私も車の免許が取れたら県内の色々なところを回って信号探索して見たいと思います。
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