◆◆◆交差点別紹介 - 京都府京都市東山区(京都第一赤十字病院)◆◆◆

 概要

【設置状況】 西側が京三22号のLTA-SBSK-B,
東側が名電22号のU-TK-1(と思われる).
【特記事項】 対向でメーカ違い
【収録年月日】 2015/08/14
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◆各音響装置紹介◆
【1】東側(カッコー)

東側U-TK-1(仮):設置状況

東側U-TK-1(仮):スピーカ

【音声】

♪音を聴く(カッコー)

【諸元】

■銘板がないため,下記は推測
 ・名称:簡易形視覚障害者用交通信号付加装置(推測)
 ・仕様書番号:警交仕規第22号(推測)
 ・形式:U-TK-1(推測)
 ・製造年月:昭和55~60年前後と思われる
 ・メーカ:名古屋電機工業株式会社(推測)

【コメント】

 名電22号中期型以降のカッコーでは,スピーカにAC100Vが印加されると,「ブン」という音が鳴り,0.5秒~1秒程度のインターバルを置いてからカッコーが鳴り出します.
 また、歩灯の青点滅→赤点灯に伴って,「ブッブッブッブッブッブッブッブッ」と鳴ります(ごくごく小さな音です).22号のスピーカは,歩灯の端子(もしくはUT-1など)を経由してスピーカ自体にAC100V給電されているようですから,その際の残留電荷による鳴動が起きていると推定します.
 銘板がないため,詳細不明としておりますが,音質からして昭和55~60年前後の名電22号U-TK-1と思われます.

【2】西側(カッコー)

西側LTA-SBSK-B:設置状況

西側LTA-SBSK-B:スピーカ

西側LTA-SBSK-B:スピーカ銘板

【音声】

♪音を聴く(カッコー)

【諸元】

■スピーカ銘板情報(抜粋)
 ・名称:簡易形視覚障害者用交通信号付加装置
 ・仕様書番号:警交仕規第22号
 ・形式:LTA-SBSK-B
 ・製造年月:平成元年10月
 ・メーカ:株式会社京三製作所

【コメント】

 全国的にも希少になってきた,京三22号のスピーカです.名電22号と外観は少し似ているものの,形状や音質は全く異なります.特にカッコーはかなり甲高い音を発するため,初見の方は違和感を感じるかもしれません.
 22号のスピーカは,スピーカ自体に鳴動させる回路,および周囲の音量に応じて音量調節可能な回路を具備しており,スピーカに対しAC100V給電されると鳴動する仕様となっているようです.なので,京三22号についても,名電22号と同様,音量・音質・テンポに個体差があります.

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