レポート in  いばらき
信号事情
全体的な
傾向
日立・高萩周辺は京三、水戸・取手周辺は小糸、結城・下館周辺は日本信号が大半。土浦周辺は小糸と京三が半々で、つくば市内は小糸と京三の樹脂が多い。その中に信号電材が点在。
京三のセパレート・新角型のブロンズレンズ灯器が多い。昭和58年代の丸型灯器が多く、レンズ焼けしたものも少なくない。
最近設置されるタイプ 日信セパレートの電材レンズ灯器・小糸のDN・京三新角型スフェリカル・信号電材の一体型。新型灯器の250mmはない。
信号設置度
ベスト3
1位 2位 3位
骨董・レアモノ  角型  絶滅 LED  矢印が1基 450  2基 音響装置 ぴよぴよかっこー
比率 300:250 40:60 金属:樹脂 90:10 横:縦 60:1 電球の仕様

いばらきの信号あれこれ↓

画像 メーカー 作者のコメント
1
小糸工業 日立駅付近のデザイン灯器

茨城県日立駅前の通りは、車道が2車線と1車線の2つに分かれており、信号も2列になっています。左側の1車線に車を停める事ができ、こうすることで駐車車両が絡む事故を防げるのでしょうか。贅沢な?道路とはいえ、こういった都市計画もアリなのですね。
一方、灯器ですがこのタイプのデザイン灯器は、結構各地にありますね。デザイン灯器の支柱に、「茨城県」というプレートがありますが、これは街灯用の管理プレートなのかも知れません。
2

↑アーム回転部(下部)
←アーム回転部(上部)
京三製作所 可動アーム(茨城県日立市)

日立市のR245の多賀付近からR293との交差点までの信号(主道側)は、アームが1本になっています。撮影した時、特に気にはしなかったのですが、この信号、アームごと回転し、横向きにすることが出来るそうです。

中段の信号のアームは2本になっており、それを支えるステーもパイプになっています。普段は回転できないよう別のアームで固定してあります。

このアームに機械がついているのかと思いきや、アームにモーターなどついていないことから、手動でもしくは専用器具で動かすものと思われます。アーム固定用のピンで普段は動かないよう固定してあるのですが、灯器を動かす度に高所作業車でわざわざピンを抜くのかと少し気がかりな点もあります。

重機・大型機械などの非常に高さのある物を運ぶ時この道路を封鎖して信号・感知器をどけて動かすそうですが、地元人じゃない限り滅多に見ることができないと思います。

3
(赤点滅の様子)
小糸工業

これも工場内の信号ですが…

日立市の(恐らく日立製作所関連の?)工場内通路にある信号です。工場の壁に信号のアームを直付けしています。通路にぽつんと1つあることから、恐らく交互通行用の信号です。
撮影したのは土曜日だったせいもあるのか、点滅動作をしていました。その点滅の速度が異様に遅く感じます。公道と別物の制御機のせいでしょうか?

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4
日本信号 裏表逆じゃ…ありません(水海道市)

こう見るとあれ、矢印灯が逆についているように見えますが、実は赤の一灯点滅灯です。
この信号の裏側の道路は非常に狭い道路で、この道路向きに1灯灯器をつけるいい場所がないので、このようなつけ方をしているのでしょう。

5
京三製作所 昭和64年製の交通機器(東海村)

何と、昭和64年製とあるプレートを発見しました。これは光電式二輪車感知器です。昭和64年は7日しかなかったので、この期間に製造されたとは考えにくく思えます。恐らく平成に入ってから数日間は昭和64年のプレートが使われていたのかもしれません。昭和64年製の灯器果たしてみつかるのでしょうか?