北海道の信号機11-1
1灯×3矢印(樹脂製)

最終更新:2018年8月4日
(6番追加)

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北海道/小樽市/真栄1丁目/「龍徳寺前」交差点
北海道では右折分離制御や時差式制御などで3方向の矢印灯器を使用する場合、3灯ベースの矢印灯器ではなく、1灯の矢印灯器を3個並べて設置する場合が多いです(3灯ベースの矢印を使用している交差点もあります)。他県では3灯ベースの矢印灯器を使用する場合が多いため、割と珍しいです。
ここの交差点は国道5号が斜め左に屈折する交差点で、他に細い路地が2つ交差しており、国道5号側に3方向の矢印灯器が設置されています。灯器は樹脂灯器なのですが、手前にある灯器が3灯が小糸のドットレンズで矢印が小糸の樹脂二重格子レンズベースのもの、奥にある灯器が3灯がNS製の樹脂で、矢印が斜め左・左が小糸樹脂二重格子レンズ、直進がNS樹脂の網目レンズのものとなっています。そもそも樹脂の二重格子レンズの矢印灯器自体が全国的にも珍しくこのような設置は大変貴重です。また直進矢印が若干斜め右になっているのも珍しいですね。なぜ奥の灯器のみNS製の新しめの樹脂矢印になっているかは不明です。二重格子レンズ矢印が昭和53年製、NS製の網目樹脂矢印が平成3年製です。
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北海道/小樽市/築港
こちらは十字路交差点で、矢印3方向を使用した時差式制御になっています。灯器はNS製の樹脂網目レンズですが、平成11年製と非常に新しいものです。
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北海道/札幌市/東区/北13東1丁目
こちらも2と同じ制御のため、3方向の矢印灯器が使用されています。3灯は鉄板灯器ですが、矢印はNS製の樹脂灯器との組み合わせとなっています。同じ交差点には鉄板+鉄板矢印3方向の組み合わせもあります。
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北海道/札幌市/中央区/南15西4丁目
こちらも矢印時差制御のため、3方向矢印灯器が設置されています。こちらは小糸の樹脂網目レンズが使用されています。1〜3は3灯が横型でしたが、この交差点のものは3灯は縦型です。平成6年製です。
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北海道/札幌市/北区/屯田7条1丁目
こちらは右折分離制御のため、両方向とも3方向矢印灯器が使用されています。灯器は京三製の樹脂灯器で、平成8年製です。3灯も矢印灯器も銘板の形式に豪雪を示すと思われる"G"という文字があります。
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↑3灯の銘板

↑矢印の銘板
北海道/札幌市/中央区/北10条西24丁目
こちらも分離制御のため、3方向矢印灯器(1灯×3)が設置されています。灯器は3灯はNS鉄板ですが、矢印は平成7年製のNSの樹脂灯器となっています。因みにこの交差点は一般的な右折分離制御とは違い、左折と直進・右折を分ける制御となっています。大きな通り(二十四軒手稲通)が屈折している(左折している)交差点のため、左折を分けた制御にしていると思われますが、右折・直進が点灯時は対向車が来るような制御となっていて、微妙な制御です。