北海道の信号機1-
電材製フードレス灯器

最終更新:2017年4月29日

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北海道/札幌市/北区/北25西4丁目
北海道では雪対策としてコイト製のフラット灯器が普及し始めたさなか、この電材製のフードレス灯器が2012年2月に札幌市北区の交差点に初登場しました。当時他に設置された場所が他県にはなく、おそらくは全国で初設置だったのではと思われます。通常の電材製の薄型と薄さはさほど変わらないのですが、耳が一体となり背面も完全なフラットなもので、非常に斬新なデザインでした。その後この電材のフードレス灯器は割りとすぐにモデルチェンジされ、この灯器が設置されたのはここと、岩手県、埼玉県、鳥取県など一部地域にとどまっており、実質かなり珍しいものとなっており、札幌名物ネタのひとつとも言えそうです。この交差点に4基ありましたが、従道側の2基が転用され、同じ北区のあいの里地区に設置されました。
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北海道/札幌市/北区/あいの里2条2丁目
1に設置された灯器4基のうちの従道側の2基が転用され、あいの里地区の交差点に設置されました。片面設置となったので、図鑑用に撮影される方はこちらのほうが良いかも?
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北海道/函館市/大川町12
そしてこちらがモデルチェンジ後の電材フードレス灯器です。耳が別となった量産型で、鳥取県の倉吉市周辺などで横型で大量に設置されていますが、その他の地域ではコイトフラットに圧倒され、あまり普及していません。北海道内も1番の耳一体のタイプがいち早く設置された割にはあまり普及せず道南の函館市に稀に見られる程度にとどまっています。この交差点は矢印を含め全て電材フードレス灯器となっていました。