福島県の信号機4-2
赤黄赤(左赤点灯せず)


最終更新:2022年6月26日
(3番追加)

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福島県/須賀川市/「一里坦」交差点
福島県では右折分離制御など青を使用しない制御の交差点で、赤黄赤灯器が設置されていることがあります。左赤を点灯させている交差点も極稀にありますが、大半は左赤は使わず、右赤を使用しているようです。おそらくは青が点灯しないことを強調するため、赤黄赤灯器を使用していると思われます。(以前左赤を使用したものが制御変更で左赤を使用しなくなった交差点もあり)。
この交差点は右折分離制御となっており鉄板の赤黄赤+VSP矢印の組み合わせとなっています。以前は矢印は鉄板の250mm矢印だったようです。鉄板は日本信号製で平成5年製、VSPは2012(平成14年)製となっています。
2



福島県/福島市/南矢野目夜梨/「西道路入口」交差点
1番同様、青を使わない制御となっている交差点です。ここはT字路で時差式制御の交差点ですが、青を使用せず、赤+直進矢印→赤+直進・右折矢印(時差式作動中)といったような形で直進・右折が分離した制御となっています。ここも青を使用しないことを強調する意味で赤黄赤灯器を使用していると思われます。左赤は使用しません。灯器は主信号が小糸丸型+小糸LED矢印、補助信号が小糸丸型+小糸丸型矢印となっています。
3


福島県/相馬市/中村大手先9
(相馬市役所前)
相馬市街地の普通のT字路交差点なのですが、小学校の車両が出入りする取付道路のようなものがT字路交差点に少しずれた形で交差しており、その道路向けに赤黄赤灯器が設置されています。T字路の従道側の信号機が青になるとこの灯器も右赤が点滅します。従道側の道路の信号機が→黄→赤と変わると同時にこの灯器も→黄→赤と変わります。残念ながら左赤は使用しません。灯器は古めの小糸鉄板の格子レンズ世代のものでこの世代の赤黄赤はもうかなり珍しいですね。昭和56年製。
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福島県/福島市/瀬上町穴田/「瀬上三差路」
この交差点は直進しかできない道路用に赤黄赤灯器が設置されています。直進矢印で進行させ、やはり青は使わない制御となっています。こちらも左赤は使用しません。灯器は京三オマルスフェリカル+オマルLED矢印の組み合わせとなっています。因みに同じ交差点の他の車両用灯器やこのLED矢印はLEDなのに対し、この赤黄赤だけ電球となっていて(しかも製造はほぼ同世代の2004年製)、赤黄赤にするため、敢えて電球式にした可能性もあります。
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福島県/耶麻郡/猪苗代町/字五百苅
(情報提供感謝:梶さん)
国道115号と県道2号の交差点にある赤黄赤灯器です。こちらは会津エリアにあるので豪雪縦型での設置となっています。斜め左にしか行けないことを強調するためか、青ではなく赤+斜め左矢印での制御となっていて、青を使用しないため、赤黄赤灯器となっているようです(香川県坂出市の同じような交差点には矢印組み込み灯器がありましたね)。押しボタンを押すと、メインの交差点と連動して、メインの交差点が赤になると、この灯器も赤になります。以前は下の赤も点灯していたらしいです。ぜひその当時に撮影したかったです(T_T)。灯器は小糸製の鉄板丸型で、平成5年製、赤黄赤は250mm、矢印は300mmとなっています。