熊本県の信号機13
熊本市電


最終更新:2016年10月23日

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熊本県/熊本市/西区/「春日1丁目」交差点
熊本市内には比較的長い距離市電が走っています。そのため市電用の信号機もバリエーション豊富です。この交差点は市電が屈折するので市電用の黄矢印が設置されていますが、2連続交差点となっているため、1基は信号電材製のルーバー灯器となっています。3灯は電材一体、矢印は薄型となっていますが、なかなか黄矢印のルーバーは見られないかと思われます。奥の灯器は通常の小糸のLED灯器となっています。
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熊本県/熊本市/中央区/東阿弥陀寺町
この交差点も市電が屈折するところとなっています。こちらは電材一体ブツブツレンズの黄矢印となっています。銘板は電材純正です。

(2017年に灯器がコイト薄型LEDに更新済み)
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熊本県/熊本市/中央区/辛島町
この交差点は市電の路線が交差する交差点となっており、色々な灯器が設置されています。まず電車が接近すると点灯する(?)+灯器が3基設置されており、1基が電材一体、2基がNS分割となっていますが、電材一体のほうは曇り加工がしてあるLED、NS分割のほうはTYランプ化されています。矢印と×の灯器もあり、こちらも電材一体の3灯矢印1基と、NS分割の矢印+×灯器(1灯×2)となっています。こちらも電材一体は曇り加工がしてあるLED、NS分割のほうはTYランプとなっています。
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熊本県/熊本市/中央区/新市街
市電が屈折する交差点です。この交差点の灯器は珍しくまだ鉄板世代のものが残っています。黄矢印、赤×、+灯器があり、黄矢と赤×は銘板がひとつで1H32となっており、2つでセットの扱いになっています。反対側のは電材分割灯器ベースの2灯もあります。
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熊本県/熊本市/中央区/手取本町
こちらも市電が屈折する交差点です。この交差点にも青矢印、黄矢印、赤×の3灯が2基設置されています。灯器は電材分割なのですが、黄と赤×は電球なのに対し、なぜか青矢印だけLEDとなっていて面白いです。京三銘板です。
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熊本県/熊本市/中央区/新町2丁目
こちらも市電が屈折する場所で、色々な電車用灯器があります。まず青矢印、黄矢印、赤×の3灯がありますが、熊本県内ではほとんど見られない樹脂灯器となっており、しかも250灯器となっており激レアです。日本信号銘板で昭和60年製となっています。形式は1H23です。同じアームには同じくNS銘板の樹脂250の黄+もあります。形式は1H21です。また反対側にはNS鉄板ベースの250の黄矢印と赤×の2灯もあり、銘板は1H22と2灯扱いになっています。同じ電柱に樹脂黄+もありこちらもNS銘板です。
熊本市電の灯器もLED化等が進む中色々残っていて貴重な交差点です。

(2017年に青黄赤の3灯がコイト薄型LEDに更新済み)
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熊本県/熊本市/中央区/大江5丁目
(交通局前電停付近)
こちらは市電の基地があり、市電の線路が交差しているため、灯器が設置されています。通常は3灯は常時青ですが、電車の出入りのときに赤になるものと思われます。3灯はLED電球化されているようです。矢印と×はNS一体で、TYランプとなっています。基地側には矢印と赤×の2灯が設置されています。こちらもNS一体です。
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熊本県/熊本市/中央区/「出水1丁目」「水前寺公園」
こちらは市電は直進する交差点ですが、交通量の多いト字路となっており矢印による分離制御になっているためか、電車用の黄矢印があります。灯器は京三オマルとなっております。黄矢印だけマスクとなっています。ここのものは3灯矢印ではなく、1灯×3となっています。