宮城県の信号機4-2
懸垂灯器(歩車集約)その3-公道以外のもの


最終更新:2022年6月26日

(2番追加)

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宮城県/仙台市/若林区/古城3丁目26-10
(南小泉交通公園)
宮城県では歩行者用と車両用の信号機を集約した名古屋電機製の灯器が仙台市を中心に路地の交差点で見られますが、交通公園や教習所などでもいくつか設置されているようです。仙台市の南小泉交通公園では、公園内の2つの交差点に、 実際の信号機があり、T字路の交差点に名古屋電機製の集約灯器が設置されています。(もう一つの交差点は小糸金属丸型250+小糸の電球歩灯)
T字路交差点ということで車両用は3面が集約となっており、1面はレンズが付いていません。この3面集約のものは実際の公道ではない(残っていない?)ため、ここだけの貴重なものということになります。
ただ歩灯が1面分故障していて、青と赤が同時に点灯してしまっています。(後に修理されたそうです)
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宮城県/角田市/枝野青木155-31
(角田中央公園)
角田市の交通公園にも宮城名物の歩灯・車灯集約灯器があります!こちらは4方向灯火が全部付いていてスタンダードなタイプですが、1方向だけ赤がLED電球に交換されています!公道にあるものも含めてLED電球を組み込んだこの集約灯器はここにしかないと思われます!(一時的に応急で赤だけLEDになった事案はかつてあったそうです)宮城県では以前電球式の灯器を赤だけLED電球に交換するのが一時期多くありましたが、電球式灯器自体が淘汰されているため、最近はほとんど見られなくなってしまいました。この種の集約灯器としてはかなり新しめの昭和63年です。交通公園にある集約灯器はじっくり撮影できて良いですね。2022年現在公道ではもう5箇所程度しか見られなくなってしまったそうで、絶滅もそう遠くはなさそうですが、交通公園にある2箇所はしばらく残りそうですね。