徳島県の信号機6
銘板が灯器と一致していない灯器


最終更新:2017年11月21日

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徳島県/板野郡/松茂町/広島宮ノ前4-1/「広島」交差点
(情報提供感謝:chobuさん)
一見、通常の西日対策県に多い京三の煉瓦レンズ歩灯のように見えますが、銘板を見てみますと、、、なんと日信製となっています!しかも製造年月は97年9月製、、、?1997年と判断すると、その時点では京三のこのタイプの歩灯はまだ出ていないですし、銘板は嘘を言っていることになります。。そもそも徳島県では京三の灯器自体あまり多くはなく、このタイプの歩灯もそんなに多くは見られないのですが、それにしても謎です。。。徳島県は歩灯は基本LED電球化されておりまして、この灯器も例に漏れずLED化されています。
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徳島県/徳島市/昭和町3丁目
徳島県警本部前に設置されているLED灯器です。徳島県ではLED導入が極めて早く初期LEDがたくさん設置されていますが、そんな中でもこの交差点は徳島県はおろか、全国で初のLED灯器が設置された場所らしいです(制御機にそのことが書かれたステッカーが貼ってあります)
この交差点にはその世代と思われるLED灯器が2基あり、1基は本当に設置当時そのままの小糸のA型の平成6年製のアルミの超初期小粒LEDなのですが、もう1基が写真の灯器です。この灯器にも銘板が付いており、平成6年製、1H33Aとなっていますが、、、、、写真のようにどうみてもA型の灯器ではありません。背面にも切れ目が見えず、庇も深いタイプでどう見てもD型の灯器に見えます。ですが、素子を見ると明らかに最も初期の四隅が欠けている小粒LEDとなっており、確かに素子は平成6年製のものと見られます。これから考えられるのはD型の(電球)灯器にLEDの素子と銘板だけ付け替えて設置しなおしたという説です。他県ならこんな面倒なことやるはずがありませんが、徳島県のLEDに対する意地を感じるネタですね。