山口県の信号機1-1
矢印組み込み灯器


最終更新:2021年1月1日

(1番の更新後の画像追加)

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コイト低コストへ更新後












山口県/宇部市/中央町1丁目
山口県によくある(あった)矢印を青に組み込む節約型の信号機です。
青を使用しない制御の交差点でよく設置されていますが、最近は普通の3色灯器に更新される傾向があります。特にこのような電球式の矢印組み込みは貴重ですね。この交差点は宇部新川駅付近の複雑な6差路で、左折しかできない2つの道路側にこの灯器が設置されています。2基とも小糸銘板でした。
2020年にコイト低コスト灯器に更新されましたが、なんと矢印組み込みが引き継がれました!山口県では薄型世代でも矢印組み込みがありますが、最近は薄型の矢印組み込みが設置されていた防府のものも矢印が追加されて組みこんでいる方の矢印が使用されなくなったりしていたので、今後は廃止されていく方向かと思われましたが、まさか低コスト灯器になっても継承されるとは思っても見ませんでした。さすが山口県ですね。
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山口県/山口市/小郡下郷/(新山口駅前)
新山口駅前にも矢印組み込み灯器が2基残っていました。こちらは京三製です。こちらも左折しかできない道路側に設置されており、青を使わない制御であるためこの灯器が設置されています。
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山口県/下関市/幡生町1丁目4
下関市内にもまだ矢印組み込み灯器が残っていました。この交差点に4基あります。ここの交差点は少し変わったサイクルでして、十字路なのですが従道側の1方向が一方通行路出口で進入できないため、東方面が直進+右折矢印、西方面が直進+左折矢印となっています。ただ、これでは右折車は対向側の直進車と交錯してしまうのであまり良いサイクルとは言えないかもしれません。灯器は京三製の平成10年製の鉄板で鉄板としてはかなり新しいものとなっています。今は山口県といえども、矢印組み込み灯器から通常の灯器に戻されつつあるので貴重なものですね。