志和インター入口(北)交差点 

情報提供 冨原氏

交通信号掲示板

前回の三篠橋西詰交差点編では、LED信号が雨後の筍状態だったら怖いと私発言しましたが、
その後広島在住信ちゃんのご協力を仰ぎ県下における新設・更新交差点を潰してまいりましたが、
どうも現時点では、まだ雨後の筍ではなく(^^;; 若干ホッとしたiidaだったのでした(^^;;
余談ですが私iidaも三原→竹原→呉コースで、信号探索を行いましたが交通費でお小遣いが
ぶっ飛んだ以外はこれといってパッとした物がありませんでした(^^;;(^^;;(^^;;

現在、山陽道志和インター〜の県道志和インター線〜国道2号の東広島バイパスに接続するバイパス道が
建設中であり、そのバイパス道と県道志和インター線との交点に設置される信号機でして、
交差点は工事真っ最中で、信号機も紹介する信号柱以外に設置はなく、しばらく工事中が続きそうな気配です。

志和インター入口交差点といえば、上の「LED式この先信号」で一躍有名になった国道2号の
交差点ですが、ここの従道路を100メートルほど入った場所で、北に位置するので
新設交差点名は「志和インター入口(北)」となっています。この辺りはいかにも広島チックな命名であります(^^;;

設置された信号灯器は三篠橋西詰交差点編と同じ、京三のVAC後期版LED灯器です。
(ちなみにVAC後期版矢印灯は80素子ありました)
京三、このところ広島県ですごい勢いがあります。何があったのでしょうか(^^;;

2005.10.24更新時 追記--------

なんと、国道2号西条方面よりこの新しく開通したバイパスを通り、この交差点に向かう道中、
住友の新しいデバイスがありました!!
遠赤外線式車両感知器で、電源は太陽電池から、信号制御機へは、無線で、という
なんかエコロジーでハイテクな(^^;;感知器がありました。
しかも住友というところが憎らしいじゃないですか(^^;; SS通信得意分野っぽいです。
しかも!!!警交仕規準拠で、これからの展開が楽しみな感知器です。

※SS通信
スペクトラム拡散方式の無線通信。無線LANや最近の携帯電話で使用される、
電波を有効に使いましょう、という変調方式。

  2005.6.12撮影分

信号灯器



遠赤外線式車両感知器

2005.4.24撮影分


2005.2.20撮影分


京三製作所 245版1
U形車両用交通信号灯器
VAC-1H33

 

2005

東広島市
志和インター入口(北)

U形車両用交通信号灯器
VAC-A32H

U形車両用交通信号灯器
VAC-A32H
219版3
U形歩行者用交通信号灯器
PLA-PVUD
住友電気工業 313版1
遠赤外線式車両感知器
IDET-100RS
か?

「T」形遠赤外線式車両感知器
IDET-?????
松下通信工業 202版1
U形集中制御用交通信号制御機
VT-3292 2001
2005.10.24最終更新時 ウンチク

いやぁ、すばらしいです。
今回のこのページの売りは、LED灯器ではなく、間違いなく住友の新デバイスです。
すでに、交差点的には旬を過ぎてしまっていますが、この新デバイスに関してはこれからの動向が気になります。
遠赤外線ですから、要は、温度系の感知でしょうか。しかも電源は太陽電池から、接続は無線で、ということで、
この感知器自体、何も線は接続されておらず、外見はごてごてしていますが、それでも、スマートです。
信号制御機と同じ柱に親機が有り、そして中間の感知器に中継機能も付いた感じでしょうか。
無線LAN的な接続だと思われます。
今回の信号制御機は、なんと中古です(^^;; 最近の広島の動きとしては、制御機は中古で、という方向が
見え隠れしております。だとしても、2001年製造の制御機、まだまだ現役で使えるはずです。
U集中ですので、西条路感(路線自動感応系統)への接続かもしれません。
(本部接続ならば、U形警交231号ないし、UC形警交232号になるのではないかと思われます...)
しかし、集中制御で、制御系メーカーが2つも(松下と住友)来るなんて、素敵です。やるなぁ。

2005.2.21初回更新時 ウンチク

まずですね、ひそかに、広島的な話をさせていただきますと、東広島は日信ゾーンでして(^^;;
上に出しました、志和インター入口の予告信号の状況を見ましてもお分かりだと思います(^^;;
そこへ来ての京三進出でありまして、京三、勢いがあると感じてしまうわけであります(^^;;
現場は、全体写真を見てお分かりのように、山の中です(^^;;(^^;;
撮影後にわかに風雪が強くなり、ここは雪国か、状態になりました(^^;;
高速道経由の路線バスで最寄のバス停から往復5キロ歩きましたが、山の中のためアップダウンがあり、
徒歩移動では非常に疲れました(^^;;

矢印灯なんですが、まず表面の拡大を見ていただきますとお分かりかと思いますが、
VAC後期配列LED灯器同様、「基板を黒く塗りコストパフォーマンスを図った」タイプの矢印であります。
現に、矢印灯器にも基板パターンが見えます(^^ゞ
続いて裏面ですが、豪雪縦対応となっているようで、縦設置を考慮して、銘板を取り付けられるようにしているこん跡が見受けられます。
矢印型番については、両方とも「VAC-A32H」であり、片方につければそれで足りる記述であります(^^;;
ただ、丁寧な仕事をされているのでしょう。両方に「A32H」という記述がされているのです。
また、型番にも豪雪縦を感じさせる記述として「H」という記号があります。豪雪縦であればきっと「V」になることでしょう。

  VAC.......関西出荷タイプ車両灯器(同筐体で関東出荷タイプはVLAの様です)
  A..............矢印
  3...............300φ灯器
  2...............2灯式
  H..............横設置

ということでしょう。きっと。
余談ですが、情報提供最多登場の「冨原氏」ですが、自身では信ちゃんではないと言い張っていらっしゃいます(^^;;
ただ、「LEDらしき黒いレンズの信号が立っていた」という辺り十分素質ありと見ています(笑)
最後に、交通量から路地か大通りか迷いどころなのですが、周りの状況から判断して路地設置という分類にしました(^^;;